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2026.11.06

今朝、いつものように車のエンジンをかけると、カーナビからこんなアナウンスが流れてきました。
「今日は、お見合い記念日です」
私の車は、毎朝エンジンをかけると「今日は何の日か」を教えてくれます。
普段は何気なく聞いているのですが、今日は思わず反応してしまいました。
「えっ、今日はお見合い記念日なんだ!」
結婚相談所を営む私にとって、なんとも縁のある記念日です。
気になって、その由来を少し調べてみました。
すると、そこには今の時代にも通じる、出会いと結婚にまつわる歴史がありました。
11月6日が「お見合い記念日」と呼ばれるようになったのは、1947年(昭和22年)11月6日、東京の多摩川河畔で大規模な「集団お見合い」が開催されたことに由来するそうです。
主催したのは、結婚紹介雑誌『希望』。
当時は終戦からわずか2年。
戦争で大切な人を失った方、戦争によって結婚の機会を逃してしまった方など、さまざまな事情を抱える人たちがいました。
そんな中で開催された集団お見合いには、20歳から50歳までの男女386人が参加したといわれています。
会場で気になる相手を探し、終了後に最大3人まで身上書を申し込むという仕組みだったそうです。
今でいう婚活パーティーの先駆けのようなものですね。
私は、この歴史を知って、少し考えさせられました。
戦争が終わり、人々が新しい暮らしを築こうとしていた時代。
その中で、人生を共に歩むパートナーと出会う機会をつくろうとした人たちがいた。
当時の社会背景や事情は、今とは大きく異なります。
それでも、誰かと出会い、人生を共に歩みたいという願いは、今も昔も変わらないのだと思います。
あれから79年。
私たちの暮らしは大きく変わりました。
スマートフォンひとつで、これまで接点のなかった人ともつながれる時代です。
マッチングアプリやSNSなど、出会いの手段も大きく広がりました。
それなのに、今も多くの方が、
「なかなか出会いがない」
「結婚したいけれど、どうすればいいかわからない」
「出会いはあっても、結婚につながらない」
そんな悩みを抱えています。
戦後間もない時代と現代では、出会いを難しくしている理由は違います。
仕事に追われる日々、限られた人間関係、そして結婚に対する価値観の多様化。
出会う手段が増えたからといって、自分に合う人と出会えるとは限りません。
まして、結婚という人生の大切な選択を共にできる相手を見つけることは、決して簡単ではありません。
だからこそ、人と人とのご縁をつなぐ仕事には、今も大きな意味がある。
私は今日、改めてそう感じました。
私が結婚相談所レオンで大切にしているのは、単にお相手を紹介することではありません。
一人ひとりの思いや、これまで歩んできた人生、そしてこれからどんな未来を描いていきたいのか。
そうしたことに耳を傾けながら、その方らしい幸せな結婚を一緒に考えていくことです。
出会いのきっかけをつくること。
その方が持つ魅力を引き出すこと。
そして、出会ったお二人が少しずつ信頼関係を育んでいけるよう、寄り添い、支えていくこと。
そこに、私たち結婚相談所の大切な役割があると思っています。
79年前、多摩川の河畔に集まった386人の方々も、きっとそれぞれの未来に希望を抱いていたのでしょう。
時代が変わっても、人が人を想う気持ちや、誰かと幸せを分かち合いたいという願いは変わりません。
そして、その願いを実現するために、誰かが出会いのきっかけをつくることも、また大切なのだと思います。
今朝のカーナビの何気ないひと言から、思いがけず、この仕事の原点を見つめ直すことができました。
「ご縁が繋がっていく瞬間を一緒に」
これからも一つひとつの出会いを大切にしながら、その先にある幸せな未来へとつながるお手伝いをしていきたいと思います。
11月6日、お見合い記念日に。
結婚相談所レオン León
代表 瀬戸伸高
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