一人の女性の7年にわたる婚活のお話。
数々の出会いや経験、挫折を乗り越えて、最終的には一瞬の出会いが彼女の人生を変える物語でした。
長い婚活が一瞬で出会い成婚に至った訳は！

38歳で婚活を始めた彼女。最初は友人や知人の紹介、そして婚活パーティーやアプリを通じての出会いなど、さまざまな方法で理想の相手を探しました。

彼女は苦しい経験もたくさんしてきた。数え切れないほどのファーストデート、期待と失望の繰り返し。しかし、彼女は決して諦めることなく婚活を続けました。

45歳のとき、運命の出会いが起こります。

出会いは、結婚相談所を通じてのものでした。長い婚活の中で多くの人と出会い、数多くのデートを経験してきましたが、彼との2回目のデートは、それまでのどのデートとも違いました。

カフェで彼は小さな封筒をテーブルの上に置きました。中を見ると、そこには押印済の婚姻届けが入っていました。

「言葉で説明するより、これが僕の気持ちです。」

この一瞬の出来事で、彼の真剣な気持ちを感じ取ることができました。

この行動は、彼の真摯な気持ちと、ふたりの関係を深める意志を強く感じるものでした。

短い期間での出来事でしたが、それは二人の強い絆と信頼によるものでした。

それにしても2か月という短い期間で結婚を決めるとは、驚きですよね。

彼女は過去を振り返りながら語りました。

「自分の身の回りの家族や親せき、友人など、こじれたままで解決せずにいると、良い縁は寄ってこないんですよ。」

彼女自身、かつて兄との間に亀裂が生じ、そのことを何年も放置していたそうです。

その結果、彼女には何らかの心のブロックが存在し、婚活もなかなか順調に進まなかったのだと語りました。

ある日そのことに気づいた、彼女は勇気を持って、そのこじらせていた過去と向き合う決意をしました。

彼女は兄と深く話し合い、過去の経緯や誤解を解消し、互いに和解することができました。

そして、兄との関係が修復された直後、現在のお相手と出会いました。

 

こじらせ婚活には、必ず原因があります。

それは自分の中の過去に関係があります。

その過去と真正面から向き合うことは大変。でも、結局避けては通れない。

彼女の経験から、過去のこじらせや自分次第で解決できる未解決の問題を放置したままだと

新しい縁や出会いを遮ることがあることを感じました。

自分の過去と真正面から向き合い、それを乗り越えることで、新しい道が開けるのです

「今、すごい恋愛しています。」彼女はキラキラした目でそう言いました。

「結婚した後なのに。」以前にも増して大恋愛中だそうです。

結婚すると、恋愛の興奮やトキメキが薄れ、日常の中で忙しさに追われることが多くなります。

しかし、彼女達は交際期間が短かった分、結婚後も恋愛を楽しんでいました。

互いをまだまだよく知って行こうする気持ちが続いていました。

結婚後も、お互いを新しい視点で見つめ直し、共に新しい経験を重ねることで、

さらに豊かな気持ちで互いを尊重し高め合っているお話を聞けました。

改めて結婚っていいな！素敵だなと実感したお話でした。